ロビソン漂流記
絶海の孤島。
原始人のような生活。
孤独、絶望。
ロビンソンは、病魔の苦しみのなかで聖書を見つける。
そして、人間らしさを保つ為に聖書を読みはじめる。
後悔と懺悔のループ。悟り。
訳者が指摘している通り、時にロビンソンの思考と行動は支離滅裂にも思われる。
ロビソン自信も「人間の生活というものは、運命が織りなすなんと不思議な模様であることだろう。我々の感情は、周囲の出来事に従って、なんと色々な具合に変化することだろう。」と言う。
しかし、そこがこの物語の重要な問題の一つだと思う。
人生とは選択の連続で、間違いのない選択を続けることが不可能なのは自明だ。
にも関わらず、人は自分の間違いを後悔し、不幸に目を向ける度合いが圧倒的に多い。
ロビンソンは後悔と懺悔、神への感謝、気付きを繰り返すうちに、暗い面よりも明るい面に注意を向けることによって絶望的な状況を乗り切る。
この点をさらに進めて言えば、私はポジティブシンキングがちゃんと理解できていなかった。
小室直樹によれば、宗教改革者ジャン・カルヴァンの予定説によって、敬虔なプロテスタンは、自分の仕事は天職として神から与えられたものだと信じるようになる。そしてロビンソンも同様に自分の置かれている境遇も神から与えられたものだと強く信じる。
したがって、ここでいうポジティブシンキングとは単なる楽観主義などではなく、神に対する強い感謝の意からきている。
根幹にある規範が違うため、私を含む一般の日本人にはピンとこないと思うが、限りない人間の欲望を、ロビンソンのいう神の摂理である規範が抑制する。
日々神から与えられたものを見つめ、神に感謝すること。これがロビンソンの幸福論だった。
これは、友人が勧めてくれた一冊で、自分にとって忘れられない物語になった。
スクールの授業は能動的に臨む
訓練3日目。
はじめは、情報モラルやコンピュータ概論などで、まだプログラミングの授業は始まっていない。講座はHTML、php、java、と進んで行く予定だ。
受講生は13名。だいたい3分の1がプログラミングの経験者といった感じだろうか。私はクラスの中でもかなり初心者のように思う。
そして、3日間受講して感じたのはかなり授業の進みが遅いということ。
今日の授業も本講座では付録的部分だと思うが、かなりペースが遅い。
あらためてスケジュールを確認したのだが、簡単なHTMLにかなりの時間を割き、javaの時間が非常に少ない。あらかじめ配布されているテキストの分量をみても、javaのテキストはHTMLの三倍はある。
講師の方は、授業のペースを初心者のランクに合わせ非常に丁寧に進めておられる。また、プログラミング自体に慣れていない間はペースをおとし徐々に早い進みになるのだろ。しかし、私のような初心者は、この講座のスケジュールのままいくと、javaのあたりで落ちこぼれてしまうか浅い理解で終わってしまう。もともとjavaを修得したくてこの講座を申し込んだのにこれでは意味がない。
そこで、既に配布されたテキストを独学でどんどん進めていこうと思う。
phpの授業がはじまる前には分厚いjavaのテキストを終えておきたい。
そして自分なりに、覚えたプログラミングでモノを作っていき、難しい箇所や抜けている箇所を授業で拾っていく、または質問する。このように能動的に臨まなければ、せっかくスクールに来ているのに勿体ない。
実際この時点で、受講生の中には、高度な内容の質問を授業の休み時間等に講師にしているようだ。講師も優しそうな方なので、傍目に見てもディスカッションが盛り上がっている。
私も話の輪に入りたい。
ちなみに本日は、2進数・10進数、bit・バイトの話だった。